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[ADV] [Euphony Production] 神語 ~かんがたり~ / Kangatari
Magnet (21)  Offline
Date : 2016-03Size : 593 M
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[ADV] [Euphony Production] 神語 ~かんがたり~ / Kangatari



Information:
DLsite
Title / タイトル: 神語 ~かんがたり~ / Kangatari
Brand / ブランド: Euphony Production
Release / 販売日: 2000/06/30
File size / ファイル容量: 592MB




■物語導入
神話の時代、かつて古代日本には天に住む『天津神』と、地上に住む『国津神』と呼ばれる神々が存在した。
そして天と地の神々は、地上の支配権を巡って血生臭い争いを繰り広げ、
その結果『天津神』は『国津神』達を屈服させ、地上の支配権を手に入れた。
地上の支配権を奪われた『国津神』達は、ある者は封印され、
またある者は辺境の地へと追いやられ、さらにはその命を絶たれる者もいた。
『古事記』や『日本書紀』に記される、『天孫降臨』と呼ばれる出来事である。
世界に神々の子孫たる人間が増え広がっていくにつれ、逆に神々は衰退し、いつしかその姿を消していった。
原因は誰にもわからない。神々さえ、自らの滅びの理由を知ることも食いとめることもできなかった。
しかし、神々は完全に滅びたわけではなかった。その身は滅びようとも、
神の魂は残り、依然としてその存在を主張したのである。
神々は滅びた自らの身の代わりに、神の子たる人間に力を与えることによってその威光を示した。
力を継ぐにふさわしい者を選び出し、その力と記憶の一部を受け継がせるのである。
彼ら『神の力』を行使する『神の後継者』達は『神人(カムト)』と呼ばれた。
そして現代
人々にとって神とは、その記録の中にのみ存在する、架空の存在と成り果てていた。
『困ったときの神頼み』とあるように、神はある種の都合のいい『ダメもと』的な心の拠り所となり、
ほとんどの人々がその存在を、心の底から信じなくなったのである。
私立大和川学院に通う主人公は、両親がいない事や、顔は良いものの無口で
近寄りがたい雰囲気を持つために友人が極めて少ないこと、
喧嘩の腕がかなり立つことを除けばただの青年である。
だがその周りでは、徐々に何かが起こりつつあった。
『神人』達の覚醒、神話の記憶に振りまわされるもの達……。
ただの日常の中に身を置く主人公も、そうした運命の中に巻き込まれていく……。

■登場人物
●神崎愁(かんざき しゅう)
主人公
私立大和川学院二年二組。所属クラブは特になし。
かつて剣道と空手をやっていた(かなりのウデ)。
当然ケンカも強い。なかなかの容姿だが、あまりしゃべらないこともあって、
どことなく近寄りがたい雰囲気を持つ。
両親は三年前に登山で行方不明になっており、それ以来一人で暮らしている。

●綾小路光(あやのこうじ ひかり)
主人公の幼なじみで、同じクラス。日上(ひのかみ)神社の一人娘で、なにかと主人公の世話を焼きたがる。
明るく元気に振る舞っているが、実は心臓病で身体が弱く、床に臥せっていることも多い。
神楽を妹のように可愛がっている。
家事全般は得意だが、家では神楽にやらせてもらえないので主人公の家でやりたがる。
神楽を除けば家族は父親一人。

●紫堂神楽(しどう かぐら)
五年前に交通事故にあい、神楽は奇跡的に助かったが両親を失い、知り合いだった綾小路家に引き取られた。
そのときから神楽は光を姉のように慕っているが、世話になっている身として一線を引き、仕えている。
あまりしゃべらずおとなしいが、芯はしっかりしている。
主人公にほのかな恋心を抱いているが、光に無意識に遠慮してその気持ちを押し殺している。
少し離れた天童女学院へ通っている。

●新条巴(しんじょう ともえ)
私立大和川学院保健医兼保健教員。
さっぱりとしていて不思議なノリを持つためか主人公とはウマが合い、よく冗談を言い合う。
すぐれた洞察力の持ち主だが、タバコと酒に目がなく、少々謎めいた行動をとることが多い。
抜群のスタイルを誇るが、分厚い眼鏡と独特の雰囲気が男を遠ざけている。

●有栖川小百合(ありすがわ さゆり)
私立大和川学院三年一組。主人公の先輩で、全国模試で常に三位以内に入る優等生。
なぜかミステリー研究部の部長であり、ときおり奇異な行動をとることがある。
物静かでやわらかな印象を受けるが、たまにその笑顔に裏がありそうな感じを受ける。
アパートに妹と二人で住んでいる。

●柊姫乃(ひいらぎ ひめの)
主人公のクラスメイトで、理事長の娘。
男勝りで、喜怒哀楽がはっきりしている。家庭の事情からか、最近は父親と兄に反発する事が多い。
物語序盤で主人公に好意を持ち、何かにつけて主人公をライバル視する龍也を敵視している。
しかし、それ以外にも龍也を敵視する理由が…。

●桐生紗苗(きりゅう さなえ)
吉川神社の長女で、今のところ特に巫女をやる気も就職をする気もなく、フリーターで過ごしている。
開放的な性格で、細かいことを気にしないが、その割には結構気が利くことが多い。
酒に滅法強く、おまけに博打好き。特に競馬に目がない。
よく主人公にちょっかいを出してからかう。美雪に対しては妹思いの優しい姉。
意識して目を開けていないとすぐ糸目になり、
キツネ(お稲荷さん)に似ていることから『いなッチ』の愛称で呼ぶ人もいる。

●桐生美雪(きりゅう みゆき)
私立大和川学院一年三組で、主人公の後輩。
また、吉川神社の次女でもある。常にぽや〜んとしていてお気楽。
主人公にペットのようについてまわったりする。
たまにクラスメイトと共に悪戯するような面もある。
微笑むと糸目になり、姉の面影をにおわせる。
愛称の『コンちゃん』は姉と同じくキツネに似ていることから付いた。

●天上照(あまがみ しょう)
主人公のクラスメイト。親が変な宗教をやっているため、友達が寄りつかず、いつも一人でいる。
無口で暗い雰囲気の少女。

●黒川龍也(くろかわ たつや)
主人公をライバル視し続けて七年目の男。
私立大和川学院二年四組で帰宅部。剣道と空手の経験があり、主人公の同門。
主人公とほぼ互角のウデを持つが、勝ったことは一度もない。
主人公に勝つことに執着し、事あるごとに喧嘩をふっかける。そのためか主人公とは犬猿の仲。
普段はほとんど無口で、主人公以上に近寄りがたい雰囲気を持つ。
主人公に負けず劣らずの容姿だが、その雰囲気からか友人も彼女もいない。

●鈴木一郎(すずき いちろう)
主人公のクラスメイト。
常に田中と共に馬鹿ぶりを発揮して周囲を和ませようとするが、主人公や姫乃に殴られる事が多い。
主人公が気を許せる、極めて数少ない友人の一人。

●田中太郎(たなか たろう)
主人公のクラスメイト。鈴木と二人で馬鹿ばかりやっている。
アニメや美少女ゲームのオタク。鈴木と同じく主人公や姫乃に殴られる事が多い。
主人公が気を許せる、極めて数少ない友人の一人。

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